【医療の闇?】手術をしていない整形外科は○○かもしれないというお話【個人的見解です】

【医療の闇?】手術をしていない整形外科は○○かもしれないというお話【個人的見解です】

こんにちは、だいじろうです!

 

整形外科を選ぶ際、手術をしているか、していないかって気にしてますか?

 

たぶん多くの方は気にされていないと思います。

 

そもそもホームページをしっかり見ないと手術してるかどうかなんてわかりませんもんね。

 

先日、「整形外科を選ぶ際にはホームページで手術をしているかどうかを確認したほうが良い」と書かせていただきました。

【解決】整形外科のオススメの選び方を理学療法士が解説します!

【解決】整形外科のオススメの選び方を理学療法士が解説します!

2019年8月20日

 

今回は「じゃあ、手術をしていない整形外科ってどうなの?」という疑問についてお答えしていきます。

 

※あくまで制度の流れと管理職として整形外科のリハビリテーション部でマネジメントしてきた経験からの個人的な見解です。すべての手術をしていない整形外科に当てはまるわけではありませんので、ご注意ください。



手術をしていない整形外科は質が低いかもしれないというお話

手術をしていない整形外科は質が低いかもしれないというお話

批判を恐れずに言います。

 

手術をしていない整形外科は治療の質が低いかもしれません!

 

なぜ手術をしていない整形外科では治療の質が落ちてしまうのかについて説明していきたいと思います。

 

本記事の内容●整形外科はあくまで「外科」!手術をしてナンボの世界。
●手術をしていない整形外科で質が落ちる理由は「お金」です。
●手術をしていなくても質の高い治療をしているところって?



整形外科はあくまで「外科」!手術をしてナンボの世界。

整形外科はあくまで「外科」!手術をしてナンボの世界。

整形外科はあくまで「外科」!

 

手術をしてナンボの世界なんです。

 

もちろんなんでもかんでも手術をする整形外科が良いということではありません。

 

当たり前ですが、同じ怪我でも手術をせずに治す整形外科と手術をして治す整形外科があれば、手術をせずに治す整形外科の方がオススメです。

 

「ん?さっきと言ってること、逆じゃん!」と思われたかもしれません。

 

ある程度の手術件数を保てるくらいの患者さんの数で経営していく必要があるということです。

 

これには診療報酬制度という医療業界のお金にかんする制度が関わっています。

 

病院も慈善事業ではありませんので、お金のことを無視して働くことはできません。

 

整形外科の主な収入源として

●診察(診察、レントゲンやMRIなど)
●手術
●処置(注射やキズの処置、ギプス固定など)
●薬の処方
●リハビリ

などがあります。

 

それぞれの料金を厚生労働省が診療報酬制度で決めています。

 

この収入源のなかで料金が高いのは「手術」なんです。

 

つまり厚生労働省は「手術をしていない整形外科にお金を回しません」と言っているんです。

 

なので、必然的に手術をしていない整形外科で経営していこうとすると、看護師さんや理学療法士さん、作業療法士さんにかなり頑張ってもらわないといけなくなってしまうんです。

 

そこに手術をしていない整形外科で質が落ちる理由があります。



手術をしていない整形外科で質が落ちる理由は「お金」です。

手術をしていない整形外科で質が落ちる理由は「お金」です。

さきほどの収入源を生み出しているのはお医者さん、看護師さん、理学療法士さん、作業療法士さんです。

 

それをきちんと計算して処理してくれるのが医療事務さんですし、業務を効率的にすすめるためにサポートしてくれるのが看護助手さんやリハ助手さんですね。

 

つまり、手術をしていない整形外科では、診察や処置、薬の処方、リハビリなどで補っていく必要があります。

 

リハビリ以外のところは、基本的には歩合制なので、やればやるほど売上は上がります。

 

しかし、リハビリはどれだけやったかというよりも、何人理学療法士・作業療法士がいるかで売上(の上限)が決められています。

 

その売上の上限は、整形外科では一人あたり900万円程度

 

平成29年度の日本の平均年収は432万円だそうなので、人件費は48%ということになります。

 

実際にはリハ助手さんなどもいらっしゃるので、もっと人件費の占める割合は高くなります。

 

さらにこの900万円という売上の上限に経験年数は関係ないんです…

 

1年目の新人さんと20年目のベテランさんで売上が変わらない。

 

つまり昇給させることも難しいということです。

 

実際に手術をしていない整形外科では10年働いて昇給ゼロのところもあります。

 

おそらく昇給があったとしても1000円〜3000円程度。

 

それも一年おきにとか…

 

こうなるとどうでしょうか?

 

患者さんをもっと良くしたい!と思って、休みの日に勉強会に行ったりしても、病院への貢献度(売上)は上がらないからとくに病院からの評価(給与)は上がらない。

 

さらに家庭を持って、子どもが生まれたりすると…

 

そうなると理学療法士さんや作業療法士さんのモチベーションは下がってきてしまいますよね。

 

そして、結果としてリハビリの質も…。

 

手術をしていないところが必ず質が低いわけではないですし、手術をしているところでも適当にリハビリしているところもあります。

(言っちゃったw)

 

ですが、お金の面から考えていくと、手術をしていないところの方が質を保つのが難しいのも事実です。



リハビリの質を見極める方法

リハビリの質を見極める方法

「じゃあ、質の高いリハビリって何?」って気になりますよね?

 

ということで、整形外科のリハビリの質を見極める方法をひとつ、ご紹介します!

 

それは「リハビリ室のレイアウト」です。

 

リハビリ室のなかに治療ベッドが敷き詰められるように置いてあるところはNGです!

 

そういうところはベッドの上での施術しかしていないところなので、あまりオススメできません。

 

ベッドの上での施術はリハビリの一部でしかないからですね。

 

わたしがオススメするリハビリ室のレイアウトは、患者さんが運動できるスペースを作っているところです。

 

整形外科では他の分野と比べると、「筋力をつける」ことが非常に重要です。

 

そして、残念ながらベッドの上での施術で筋力はあまりつきません。

 

筋力をつけるには患者さん自身が運動することが大切です。

 

そういったことを踏まえると、きちんとしたリハビリ室には「患者さんが自分で運動できるスペース」が作られているはずです!

 

もちろんベッドの上で運動することもあるでしょうし、他にも椅子に座っての運動や立ってできる運動、テーブルでできる運動などがあります。

 

こういった運動できるスペースを確保できているリハビリ室はオススメできますので、参考になさってみてくださいね!

 

 

手術をしていない整形外科は質が低いかもしれないというお話【まとめ】

手術をしていない整形外科は質が低いかもしれないというお話【まとめ】

 

本記事のまとめ●整形外科の大きな収入源は手術!
●手術していない整形外科ではリハビリの質が低いかも…
●レイアウトを見れば、リハビリの質がわかります!

 

今回は、お金の面から考えた整形外科の質についてわたしの見解をお伝えしました。

 

当たり前ですが、だれもが質の高い医療を受けたいと思われています。

 

もちろん日本の医療の質は高いのですが、そのなかでもより良い治療を受けたいと思うのが人間の性ですよね。

 

そんな思いに答えるために今回の記事を書かせてもらいました。

 

これからは病院も選ぶ時代に入ってきます。

 

医療を受ける側としても正しい選び方をしっておくことが重要です。

 

あくまで一個人の意見でしかありませんが、なにかの参考になれば幸いです。



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