【危険!】脳震盪を軽く考えているアスリート・指導者が多過ぎます。

【危険!】 脳震盪を軽く考えている アスリート・指導者が 多過ぎます。

こんにちは、だいじろうです!

 

あるネットニュースで「中田翔選手が脳震盪」「栗山監督が脳震盪を軽視」といった内容が取り上げられていました。

 

私はトレーナーとしてスポーツに関わることも多いのですが、そのなかでもとくに脳震盪への対応はスポーツ医学界で問題視されています。

 

最近では「脳震盪を起こしてしまった選手はこういう流れで復帰しましょう!」という基準が決められつつあります。

 

が、スポーツ現場ではいろんな理由でそれが守られていないのも事実です。

 

その現状を変えていくためにドクターやトレーナーが啓蒙活動をしている状況です。

 

そういった中で今回のニュースが取り上げられていました。



脳震盪で欠場中の中田翔に栗山英樹監督「シーズンが終わってしまう」

脳震盪で欠場中の中田翔に栗山英樹監督「シーズンが終わってしまう」

記事の内容はこちらから。

>> 脳震盪で欠場中の中田翔に栗山英樹監督「シーズンが終わってしまう」

10日ロッテ戦の9回守備で負傷交代していた

■日本ハム – 楽天(11日・東京ドーム)

 日本ハムの栗山英樹監督は11日、10日のロッテ戦(東京ドーム)で負傷交代した中田翔内野手について、「今日はダメとドクターストップがかかっている。今日だけはしょうがないだろ。本人は『出る』と言ってるけど」と11日の楽天戦(東京ドーム)を大事をとって欠場させると明かした。

 中田はロッテ戦の9回守備で先頭・レアードの放った一塁後方の飛球を追いかけ、二塁・渡邊と交錯。背中から倒れるような形となって後頭部をグラウンドに打ちつけると、仰向けになったまま動けなくなった。自力でベンチへと退いたが、脳震盪の疑いが出ていた。

 この日も検査を受ける予定だが、栗山監督は「明日はいけるだろ。今日医者から電話がなかったら使っていた」と軽症を強調。脳震盪特例措置で抹消する可能性については「シーズンが終わってしまうだろ」と否定的だった。(Full-Count編集部)

といった内容でした。

 

もちろんネットニュースの内容は一部を切り取ったものでしょうから、事実を伝えているかどうかは分かりません。

 

が、アスリートやスポーツ指導者がこういった記事をみると「あ、脳震盪は試合が近かったらやってもいいんだ」「重要な試合だから出してしまおう」と思ってしまいます。

 

いくら医療業界が「A」と正しい医学的情報を伝えても、プロスポーツ界が「B」と言えば(言ったように報じられれば)スポーツ現場では「B」となってしまうことが多くあります。

 

そういった意味では、プロスポーツ界の方々(アスリートや指導者、コーチ、トレーナー)は発言により一層注意してもらいたいですし、ニュースをみる方々はこういった医学に関する情報を鵜呑みにせず、専門家に相談するクセをつけてもらうことも大切です。



脳震盪を起こしてしまったときの競技復帰

脳震盪を起こしてしまったときの競技復帰

実際に脳震盪を起こしてしまったとき、どのくらいで競技復帰できるのかについては「脳震盪ガイドラインの競技への段階的復帰プログラム(GRTP)」が参考になります。

 

小難しい言葉が並んでますが、とても大切なことなので、参照ください。

 

「脳震盪ガイドラインの競技への段階的復帰プログラム(GRTP)」

●最低安静期間
●軽い有酸素運動
●競技に特化した運動
●ノンコンタクトトレーニング・ドリル
●フルコンタクトの練習
●競技への復帰

という段階で症状がでないことを確認しながら進めていきます。

 

無理に競技復帰をさせてしまうと、軽い衝撃でも脳震盪を起こしてしまうようになります。

 

つまり脳震盪を起こしやすくなるということですね。

 

脳震盪とは「脳の機能障害」なので、繰り返すとその機能障害が残ってしまうこともあります。

 

学習能力が低下したり、記憶障害が起こったり、感情のコントロールが難しくなったり…

 

脳震盪は本当に怖いケガです。

 

医学的にもまだまだ分かっていない部分も多いので、症状がなかったとしても頭に強い衝撃を受けたことが認められたら脳震盪と判断しても良いのでは?と議論されているくらいです。



軽い脳震盪だと勝手に判断して軽く考えないようにしてください。

軽い脳震盪だと勝手に判断して軽く考えないようにしてください。

何度も言いますが、脳震盪は症状が軽いからといって軽く考えないようにしてください。

 

試合中に頭を打って確認して「大丈夫」と判断されたとしても、試合後に話を聞くと、「ウォーミングアップのときからの記憶がない」こともザラにあります。

 

トップ選手が脳震盪を起こして交代して、試合後には普通に歩いて帰ったけど、翌日、ホテルで亡くなってたとかも…

 

なので、脳震盪が疑われる場合には必ず医療機関を受診して、専門家の判断を仰ぐようにしてください。

 

より長く競技生活を続けるためにも大切なことです。

 

この記事が多くのアスリート、スポーツ指導者、保護者の方々に届きますように。



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